Robot Car Starter Kit（by Osoyoo）で遊ぶ・OS（Raspbian）の設定
以前の記事をみてふと思いましたが、RaspberryPi（ラズパイ）に
RaspbianというOSを入れています。
いままでの記事を見て、ん？と思われた方、誤解を与える表現ですみません。
今回はいよいよプログラミング！と思いきや、初期設定を行う必要があります。
RaspbianというOSの設定をしていきます。
まずはターミナルを起動して、コマンドを打ちます。
ラズパイに入っているOS（オペレーションシステム）はLinuxというもので、これはWindowsとは違います。
Windowsだと、アイコンをクリックしてソフトが起動して・・・といった感じですが
Linuxはターミナルにコマンドを打ち込むのが基本的だそうですよ。
ですので、まずは基本設定の確認と変更を行います。
下記コマンドを打ちます。
sudo raspi-config
こんな感じです。
エンターキーを押すとこの画面が表示されます。
この中のInterfacing Optionsを選択します。
操作方法は十字キーとエンターキーで行います。
まずはSSHの設定です。
この記事になるSSH設定をおこなっているのであれば
すでに「YES（有効化）」になっていると思います。
もし「No」だった場合、有効化しておきます。
次にVNC設定です。
これも同じくYESではない場合、YESにしておきます。
次はI2Cです。
I2Cとは通信の一種です。
きっとロボットに接続する機器との通信のために必要なのでしょう。
有効化しておきます。
これでOSの設定は終わりです。
あとは必要なライブラリ（ロボットを動かすためのデータ）をインストールします。
Osoyooの公式手順です。一行ずつコマンドを打ちましょう。
このOSを最新にするためのコマンド
cd
sudo apt-get
Python-pip、Python-sumbus、Githubをインストール
sudo apt-get install build-essential python-pip python-dev python-smbus git
GPIOライブラリをインストール
git clone https://github.com/adafruit/Adafruit_Python_GPIO.git
cd Adafruit_Python_GPIO
sudo python setup.py install
インストールファイルを削除し、ディスク容量を節約
cd
sudo rm -fr Adafruit_Python_GPIO
テスト用Pythonコードをダウンロード
cd
mkdir osoyoo-robot/
cd osoyoo-robot/
wget http://osoyoo.com/driver/motor-test.tar.gz
tar -zxvf motor-test.tar.gz
最後のテスト用のコードをダウンロード、ということですが
実際は新しくフォルダをつくって、そこにファイルをダウンロードしているだけです。
もしリモートデスクトップ接続されているのであれば、目視できます。
場所はこちら。
最後にテストを行っています（ロボットを製作済みであれば動くと思います）。
cd
/osoyoo-robot/motor-test
python motor-test.py
これのプログラムの動作は下記のようになります。
・2秒間前進
・2秒間後退
・2秒間左に曲がる
・2秒間右に曲がる
とりあえずうごけばOKです！
私の記事を見ながら作業されている方、ロボットを作るだけのモチベーションと時間がないので
実機での動作確認はもう少しだけお待ちください。
組み立てはそんなに難しくない・・・と思います（つくってませんが・・・）。
はやく動かしたい！という方は組み立ててみてはいかがでしょうか？
そしてその感想を私にいただけると大変参考になります（ますますモチベーションが上がらなくなるかもしれませんがww）。
それでは今回もお疲れさまでした。
